新鮮胚移植の妊娠率|着床率を上げるには?

新鮮胚移植の妊娠率|着床率を上げるには?

新鮮胚移植の妊娠率

新鮮胚移植の妊娠率は、20代で「30〜40%」で、30代後半、40歳以上になるにつれ、妊娠率は「約10%ずつ低下」していくのが一般的に言われている確率です。

グレードと妊娠率の関係は?

移植が可能なのは「グレード1〜3までの初期胚のみ」で、グレード1ほど妊娠率が高いと言われています。
しかし、グレード1でも着床しないことは多く、逆にグレード3でも妊娠に成功するケースは多々あります。そのため「初期胚の質」については、あまり深刻に考えるべきではありません。

新鮮胚移植と凍結胚移植の違い

新鮮胚移植のメリットとデメリット

新鮮胚移植は、採卵と移植を同周期で行う体外受精です。凍結胚移植よりも費用が安く、処置が短いメリットはあります。しかし「排卵誘発剤の影響」でホルモンバランスが崩れやすく、妊娠しやすいタイミングで胚移植するのが難しいデメリットがあります。

凍結胚移植のメリットとデメリット

凍結胚移植は、優秀な受精卵だけを長期保存できるため、着床しやすい子宮環境に整えてから胚移植できるメリットがあります。ただし、新鮮胚移植に比べて費用が高額で、治療が長期になるため、妊娠するまでに時間がかかるデメリットがあります。

凍結胚と新鮮胚における妊娠率の違い

新鮮胚よりも、凍結胚の方が妊娠率は高いです。複数のクリニックの統計を見ても、新鮮胚は凍結胚に比べて、妊娠率が「約10%」ほど低い傾向にあります。専門家の中には、着床率に1.5倍の差があると言う人もいます。

新鮮胚移植の着床時期と症状

着床時期

通常、排卵から着床までは「約1週間」と言われています。しかし、新鮮胚移植の妊娠判定は、どこの病院も「約2週間後」が一般的です。
つまり、正確な着床時期は、新鮮胚移植後から2週間ほど経過しないと分からないと考えるべきです。

着床出血

着床出血とは「妊娠初期症状」です。つまり、以下のような症状が表れたら、着床に成功したと判断できます。

茶おり

オリモノのような、粘着質で少量の出血が見られます。茶色や薄い赤色をした血です。

大量の鮮血

着床出血の中には、まるで生理と同じような大量の鮮血が出るケースもあります。生理が来たと誤解する人が多いですが、基礎体温が高温のまま維持しているなら、着床出血の可能性が高いです。

腹痛や下腹部痛

下腹部にチクチクとした腹痛が起こります。これは「着床痛」と言い、妊娠初期に表れる症状です。

フライング検査はいつから有効?

前述したように、受精卵が子宮内膜に着床するまでの期間は「約7日」です。そのため、新鮮胚移植後、7日前後でフライング検査をする人がいます。
ただし、その時点で「陰性」だったとしても、体外受精に失敗したと決めるのは早いです。事実、新鮮胚移植後、10日後にフライング検査しても陰性だったものが、病院で妊娠判定されるケースも多いです。

新鮮胚移植後の過ごし方

新鮮胚移植後の過ごし方は、今までどおりの生活で大丈夫です。安静か動き回るかではなく「ストレスが溜まらない過ごし方」を意識し、生活設計をしましょう。ストレスこそ、着床率を下げる大きな要因です。

着床しない原因とは?

新鮮胚移植で着床しない原因は「受精卵の質」と「子宮環境」が悪いことが大きいと考えられます。
夫婦で協力し、卵子と精子の質を上げる努力と、子宮を健康にする栄養補給や生活を送ることで、体外受精の成功率は必ずアップします。
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