体外受精の流れと移植スケジュール

体外受精の流れと移植スケジュール

⇒ 体外受精の成功率を上げる方法
体外受精を成功させるために行われる治療の流れ、スケジュールは以下です。

基礎体温を見て治療開始

排卵を確実に行うために「基礎体温の高温期」が正常にキープする薬を服用します。排卵は、高温期の後に来る「低体温期」に始まるとされます。
しかし、不妊気味の人は体温が乱れやすく排卵環境が整いません。そのため、高温期をしっかり保つ薬を服用します。
高温期の4、5日目あたりに始まる流れです。

卵胞を育てる注射(排卵誘発剤)

卵胞を育てる注射や経口薬とは、一般的に「排卵誘発剤(注射)」と言われるものです。
代表的な排卵誘発剤には、セキソビットやクロミッド、HCG注射があります。排卵誘発だけでなく、卵胞の育成や着床に必要なホルモンを分泌させます。
生理が始まって2、3日目から行うスケジュールです。

点鼻薬

生理が始まった日から点鼻薬を利用します。点鼻薬は自然排卵を抑える働きがあり、排卵誘発剤の効果を阻害させないために使います。

卵胞刺激ホルモン(FSH)

卵胞刺激ホルモンは、卵巣にある卵胞を育てる「卵胞ホルモン」の分泌を活発にする作用があります。

黄体化ホルモン(LH)

黄体化はホルモンは、育った卵胞に対して排卵するよう働きかけます。

超音波検査やホルモン検査

排卵誘発剤を使って5、6日目ぐらいから始まるスケジュールです。

超音波検査

超音波検査によって「卵胞の大きさ」を計測し、排卵日を正確に予測します。
卵胞が20ミリ以上に育つと排卵するのが一般的で、超音波検査でこのタイミングを把握します。

ホルモン検査

ホルモン検査は、血液採取によって血中のホルモン量を観察し、排卵日を計測します。

採卵

生理が始まって10日から14日目に入ると、採卵のスケジュールです。
グレード1から3の卵子が有効とされます。精子の採取と調整についても、同じ時期に始まる流れです。

体外受精を行う

媒精(ばいせい)

卵子と精子を培養液の中で受精させます。

受精卵を子宮に胚移植

質の高い受精卵を優先して子宮に移植します。その他の受精卵は冷凍保存(凍結胚)し、二度目以降の体外受精に使います。
胚移植は、採卵後2日から7週間以内に行われるスケジュールです。

着床を助ける薬や注射

移植した受精卵が、子宮で着床するのを助ける「経口薬や注射」を使います。排卵誘発の際に使われたセキソビットやクロミッド、HCG注射が使われることが多いです。

体外受精による妊娠判定

体外受精が成功したか妊娠判定します。妊娠判定日はいつかというと、排卵から2週間以降が通常のスケジュールです。