卵子の質が悪い&数が少ない|グレードを上げる方法

卵子の質が悪い&数が少ない|グレードを上げる方法

卵子の老化

卵子が老化する年齢は何歳から?

卵子が老化する年齢は「35歳から始まる」と考えられます。
その根拠として「年齢別の妊娠までに必要な期間」という統計データがあります。(堤治著「生殖医療のすべて」より)

〜24歳 25〜29歳 30〜34歳 35〜39歳 40歳以降
3ヶ月 5ヶ月 6ヶ月 13ヶ月 15ヶ月

35歳から、妊娠に要する期間が急激に伸びます。この原因の全てが「卵子の老化」とは言えませんが、卵子や子宮を含めた「生殖器の老化」が進行するのが、35歳以降なのが分かります。

 

⇒ 高齢でも「卵子の質」を上げる方法とは?

 

卵子の老化症状
染色体異常

卵子の老化によって、赤ちゃんの染色体異常の発生率が上昇します。
何らかの染色体異常を持った赤ちゃんが生まれる確率は、20歳では「526人に1人」の割合ですが、35歳で「192人に1人」になり、40歳では「66人に1人」になります。

卵子の老化とダウン症の確率

卵子の質が低下することで、ダウン症の赤ちゃんが生まれるリスクも高まります。
ダウン症の確率は、20歳では「1667人に1人」ですが、34歳では「500人に1人」となり、40歳では「106人に1人」になります。
染色体異常とダウン症の確率については「厚労省発表のデータ」のため、信憑性が高いものと思われます。

排卵数が減少する

卵子の老化と同時に「排卵数」も低下します。40歳以降から、排卵数が激減することが、あらゆる実験で分かっています。
また、排卵数が減るだけでなく、採卵しても体外受精で使えない「質の悪い卵子」が多くなる傾向があります。

受精卵のグレードと妊娠率の関係

体外受精では、受精卵の質を「5段階評価のグレード」に分け、1〜3グレードが移植の適用範囲になり、4〜5グレード受精卵は使えないと判断されます。
そのため、体外受精の妊娠率を上げるには「卵子と精子の質」を改善することが重要です。

受精卵のグレードが低いと妊娠率は下がる?

一般的には、グレード1の胚移植が最も妊娠率が高いとされます。しかし、体外受精の体験談を見ると、グレードが低くても妊娠に成功している人は沢山おり、グレードだけで一喜一憂する必要はありません。

卵子が少ないと体外受精は失敗する?

採取できる卵子が少ないということは、体外受精に使える受精卵ができる確率が下がります。しかし、数よりも質の高い受精卵を移植した方が、妊娠率はアップします。

卵子の老化を防止するには?

ピルで防止できる?

ピルで排卵抑制することで、卵巣が酷使されないため、卵子の老化を遅らせるという説がありますがウソです。
全ての卵子は、女性がこの世に生まれてきた時点で卵巣にストックされており、新しく作られることはありません。つまり、高齢者になるほど、ストックされている卵子は、時間の経過で老化します。

卵子の質やグレードを上げる方法

血行と代謝を上げる

血行促進によって「卵巣」に栄養が行き届くようになり、代謝アップによって卵巣の機能が高まります。これによって、卵子の質を上げることが可能です。

抗酸化力を高める

老化の根本原因は「体の酸化(サビ)」です。抗酸化作用の高い食べ物を摂取することで、卵巣の老化を防止し、卵子のグレードを維持しましょう。

抗酸化作用のある食べ物

ビタミンA、C、Eを全て含んだ食べ物を摂取しましょう。ただ、食べ物からビタミンを大量摂取するのは困難です。これら、抗酸化作用のあるビタミンを全て含んだ「葉酸サプリ」を賢く摂取しましょう。

子宮を強化する

グレードの高い受精卵を胚移植することで「妊娠判定」が出たとしても、高齢になるほど流産リスクが高まります。
妊娠判定の確率を上げ、さらに着床を継続させて出産するためには「子宮の強化」が必須です。子宮内膜を強化する食べ物を摂取しましょう。

 

⇒ 卵子の質をグレードを良くする対策法