顕微受精による体外受精|受精率とリスクは?

顕微受精による体外受精|受精率とリスクは?

顕微授精の受精率

病院では、顕微授精の受精率「70〜80%」を目指して治療が行われます。つまり、顕微受精における受精率の基準値は7、8割だと考えられます。

受精しない原因と理由

顕微授精を行っても、70%以上の成功率で受精しない理由は「受精卵の質」が非常に悪いことが原因でしょう。まずは、夫婦で健康管理を徹底し、卵子と精液の質を改善しましょう。

顕微受精率の成功率(年齢別)

2010年の「顕微授精の妊娠成功率」は、全体で「20.1%」と発表されています。(3万565人が胚移植して、6148人が着床に成功)
以下は、某クリニックで治療した「308人を対象にした顕微授精による年齢別の妊娠成功率」です。

20代 30〜34歳 35〜39歳 40代
80% 33.3% 27.5% 30.7%

20代の顕微授精は、通常の体外受精と比べても圧倒的に妊娠成功率が高く、30代以降は妊娠率に大差がない特長があります。

 

⇒ 顕微受精の成功率を上げる方法とは?

 

顕微受精で妊娠したときの性別割合

顕微授精で妊娠したときの「男女の性別割合」については、あらゆる説が流布されていますが、どれも医学的な根拠はありません。
以上から、顕微授精で産まれる性別割合は、通常の出産と変わらないと考えるのが無難です。

顕微受精のリスク

費用が高額

顕微受精の費用は、通常の体外受精よりも約10万円ほど高くなるリスクがあります。

障害児やダウン症の確率が上がる?

顕微受精は、通常の自然妊娠に比べて「人の手」による処置が行われます。その過程で受精卵を傷つけてしまうリスクはゼロではありません
ただ、それによって障害児やダウン症が産まれる確率が上がる根拠はありません。体外受精をする人は、高齢出産や不妊症が多いため、通常よりもリスクは高まるからです。

双子の確率が高まる

顕微受精を含め、体外受精は妊娠率をアップさせることが目的のため、複数の受精卵を移植します。そのため、双子などの多胎児が産まれる確率が、自然妊娠よりも上がります。
ただし、病院によっては、複数の胚移植は流産や早産になりやすいと考え、1つずつ移植するケースもあります。

 

⇒ 今回の顕微受精で必ず成功するためには?