胚盤胞移植の着床率|妊娠率を上げるコツ

胚盤胞移植の着床率|妊娠率を上げるコツ

胚盤胞移植の妊娠率(年齢別)

以下は、某クリニックの「胚盤胞移植の年齢別成功率」です。

20代 30〜34歳 35〜39歳 40代
70% 55% 50% 20〜30%

着床の成功率は20代が最も高く、40代になると大幅に妊娠率が下がっています。

グレードと着床率の関係は?

胚盤胞のグレードが高いほど着床率は高いと言われていますが、グレードは「一つの評価」に過ぎません。実際「AA」という高グレードの胚盤胞でも、着床に失敗する事例も多く、グレードが悪くても妊娠するケースも多いのです。
理由は、受精卵の質だけでなく、子宮などの母体環境が大きく影響するためです。グレードの良し悪しで一喜一憂することなく、日々の健康管理によって成功率はアップします。

 

⇒ 着床率を上げて出産しやすい体になる方法

 

胚盤胞移植のスケジュール

胚盤胞移植のスケジュールは、半日で終わる簡単なものです。

血液検査

胚盤胞移植をする当日に採血をし、数時間で血液検査が完了します。「ホルモン数値」を見て、胚移植ができるか判断します。検査結果が分かるまでは、診察や食事休憩をして待ちます。

胚移植

胚盤胞移植をします。移植は1時間程度で終了します。このとき「子宮内膜の厚さ」も分かります。子宮内膜の厚さは、着床率に大きく関係します。

着床時期とフライングについて

着床したか早く知るためにフライングをしがちですが、正しい着床時期は以下になります。

着床時期はいつ?

胚盤胞移植した1週間後に「病院で妊娠判定」が行われます。つまり、正確な着床時期は7日目前後です。

いつから妊娠検査薬が使える?

胚盤胞移植日から1週間後ほどは、妊娠検査薬は正しい結果が出せません。通常、着床時期は7〜10日前後なので焦らず待ちましょう

着床時の妊娠初期症状とは?

体温の変化

着床時は基礎体温が上がるのが通常です。ただし、以下のような例外もあります。

体温が急に下がる場合

体温が急に下がることを「インプランテーションディップ」と言い、着床時の黄体ホルモンの影響で、高温期に1〜2日ほど体温が落ちることがあります。
その後、高温期に戻って妊娠することがあります。ただし、低体温が2日以上継続する場合は「着床失敗」の可能性もあります。

着床痛や着床出血
腰痛や下腹部の違和感

着床時に、下腹部がチクチクと刺すように痛くなることがあります。下腹部の痛みが「腰痛」のような症状として表れる場合もあります。

茶オリ(おりもの)

少量の出血でオリモノのような粘りがあるものは「着床出血」の可能性が高いです。たまに、茶オリではなく生理と変わらない鮮血が出る場合もあります。

妊娠初期症状なしでも陽性はある

着床痛や着床出血、つわりなどの妊娠初期症状なしでも、妊娠検査薬が陽性になり、妊娠に成功する方は沢山います。「妊娠初期症状なし=流産」という判断はしないでください。

胚盤胞移植後の過ごし方

胚盤胞移植後の過ごし方は、基本的に「普段通りの生活」で大丈夫ですが、喫煙や飲酒は厳禁です。ウォーキングなど軽い運動もOKですが、体が疲れるほどの運動は避けましょう。
母体をできるだけ冷やさず、血行と代謝を高める努力も忘れないでください。

着床率を上げる秘訣とは?

胚盤胞移植後の着床率を上げるカギは「子宮」です。子宮内膜に栄養を届けて、胎児が育ちやすい環境をキープすることが、着床率はもちろん「出産率を上げる秘訣」です。
そのためには、血量と血行を高め、子宮を強化する「栄養補給」が絶対条件です。

 

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