体外受精の成功率を上げる秘訣

体外受精の成功率を上げる秘訣

体外受精の成功率と回数について

体外受精の成功率は30〜60%と幅が広く、明確な確率は分からないのが現状です。
その理由は、何を基準に成功率を計算するかで大きく変わるためです。主な計算方法は以下です。

1回の胚移植あたりの成功率

子宮内に受精卵を移植することを1回とし、体外受精の成功率を計算します。

1回の採卵あたりの成功率

1回の採卵あたりで成功率を計算します。つまり、1回の採卵で複数の受精卵が取れれば、受精卵の数だけ移植チャンスが増えるため、成功率は当然高まります。

 

かかりつけの病院が公表する体外受精の成功率が、どちらの計算によるものか確認しましょう。

 

⇒ 体外受精の成功率を上げる方法

 

体外受精による年齢別の妊娠率

20代

20代は一般的に「妊娠適齢期」のため、成功率が最も高い年齢とされます。しかし、20歳でも日々の不摂生によって体が老化している女性もいます。
つまり、20代だから体外受精の妊娠率が高い、30代や40代だから低いとは断定できず「健康状態」が体外受精の妊娠率を高める上で最も大切です。

30代

30代前半から後半にかけては「卵子の老化」が進行する過渡期です。医学的に「35歳で高齢出産」とされるのも卵子の質が落ちるタイミングだからです。
しかし逆に言うと、30代前半までの体外受精なら、20代の妊娠率と変わらないと考えられます。

40代

体外受精の技術が進化しても「卵子の老化」は現代医学でも対応できません。唯一、卵子の質を上げる力があるのは「あなたの体」だけです。
健康管理を徹底すれば、年齢のハンデを乗り越えて卵子の質を向上させることは可能です。事実、40代でも体外受精に成功している方は沢山います。

 

⇒ 年齢のハンデを超えて成功するためには?

 

体外受精に失敗する原因や理由

受精卵のグレードが悪い

初期胚の分割状態でグレード分けされます。受精卵が均等に分割した、移植に最も適したものを「グレード1」とされ、分割状態が悪く移植に最も適さないものは「グレード5」になります。
グレード1から3までが移植可能な受精卵で、グレード1が最も成功率が高いとされます。

ホルモン値が低い

ホルモン値が低いと体外受精の成功率を下げる原因になります。その理由は以下です。

卵子の数と質が低下する

血液中のホルモン量が少なくなると、生産できる卵子の数が減り、質も低下しやすくなります。

着床率が下がる

着床率を上げるためには「黄体ホルモン」が必要です。黄体ホルモンの分泌が少ないと妊娠しても出産に至らず流産するリスクが高まります。

夫婦の健康状態

妊娠と安産に欠かせないホルモン状態は、生活習慣やストレスなどで激しく変動します。また、精液の濃度や運動率も同じです。
しかし、これは健康状態を良くすれば妊娠率は高まる希望にもなります。

成功率の高い病院ランキングについて

体外受精の成功者が評価する病院に「KLC(加藤レディースクリニック)」があります。実績数からもランキング1位とされています。
ただ、合わなかったという口コミもあるため、ランキングを鵜呑みにするのは要注意です。

体外受精の成功確率を上げる秘訣

病院ができることは「妊娠」までで「出産」できて初めて体外受精の成功です。そして、出産を成功させるのは病院ではなく「あなたの体」だけです。
つまり、健康を無視すれば、良い病院で体外受精しても失敗します。「赤ちゃんが授かりやすい体作り」こそが、体外受精の成功確率を上げる秘訣なのです。

 

⇒ 妊娠しやすい体になる方法とは?